第二種電気工事士の技能試験・実技対策/勉強前に、今すぐテキスト購入!

電気工事士  試験  対策 

第二種電気工事士の筆記試験に合格すると、次は、いよいよ【技能試験】です。合格まであと一歩!!


『なんとしてでも、一発合格したい・・・』

というのが、本音ではないでしょうか。

この記事では、
◆ 技能試験の対策を始める時に、まず取りかかるべきこと
◆ 技能試験に一発合格するための、効率的な勉強方法
◆ 試験当日でミスしないための、万全の事前準備

などを、ご紹介していきます。この記事を読んでいたければ、技能試験合格までの道のりをイメージして頂けると思います。あとは、実際に試験対策に取りかかるって、進めるだけです。

今回は、「技能試験に合格した方の体験談」はもちろん、「残念ながら、技能試験に不合格だった方の体験談」も聞くことができました。貴重な話も出てきますので、是非、試験合格に役立ててください!



目次


1.第二種電気工事士の技能試験:まず初めにテキスト購入をなる早で!


2.技能試験の勉強方法と進め方


3.いざ、試験本番!当日の注意事項と事前準備

  

1.第二種電気工事士の技能試験:まず初めにテキスト購入をなる早で!

■1-1.筆記試験が終わったら、すぐに自己採点!

「技能試験の勉強は、筆記試験が終わってから始めよう」という方が、ほとんどだと思います。さて、筆記試験の本番が終わったら、その日中に、できれば試験が終了してから直ぐにでも、自己採点をしましょう!(すでに自己採点を終えている方は、読み飛ばして、「1-2.すぐテキストを買いましょう!」に進んで頂いてOKです)


自己採点が必要なのは、筆記試験の合格発表から技能試験当日までは、あまり時間がないためです。例えば、2018年度上期試験の場合は、次の日程でした。


・筆記試験    : 6月3日(土)
・筆記 合格発表 : 7月2日(月)
・技能試験    : 7月21日(土)・22日(日)

この場合、筆記試験の合格発表から技能試験の本番まで、3週間を切っています。合格発表を待ってから試験対策を始めるのは、時間が限られて、少し心配ですし、もったいないです。筆記試験の問題用紙は持ち帰ることが出来ますので、解答内容を記録しておけば、自己採点が可能です。自己採点で合否を確認するようにしましょう


■1-2.筆記が合格見込みなら、売り切れる前に、すぐテキストを買いましょう!

筆記試験の自己採点は、その日中、できれば試験が終了してから直ぐにでも行うのが良いと、上記しました。これは、技能試験の勉強に使うテキストや材料を早く確保することにも、つながります。

技能試験のテキストを買うタイミングは、多くの方が筆記試験を終えた後だと思います。そのため、技能試験に関連するテキストの購入が、筆記試験の直後に集中します。筆記試験を自己採点した後にリラックスして、1週間ほど経ってからテキストを購入しようと思うと、在庫切れになっていたという話を聞きます。

技能試験に不合格だった方の話の反省点として、「筆記試験から時間をあけていたら、テキストが在庫切れで、購入するのに以外と時間が掛かってしまった。」という話も伺いました。購入したいテキストの在庫があるお店を探すのに、手間取ったそうです。これが不合格になった直接の原因かはさておき、テキストを探したり・待ったりしている時間はもったいないですよね!

自己採点をして、筆記が合格見込みの方は、今すぐにテキストを買いましょう!ネットでの購入でも、本屋さんでも構いません!


★チェック★
評判の良いテキストほど、人気があり品切れも早いです。購入は早いに越したことはありません


■1-3.技能試験の、おすすめテキスト

第二種電気工事士・技能試験では、分かりやすく、独学で進めていけるテキストが揃っています。定番の2つを紹介します。


◇テキスト①◇
「ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士技能試験 すぃ~っと合格 0000年版」(オーム社)
すぃ~っと合格シリーズの技能試験編です。筆記試験の対策に使った方も多いのではないでしょうか。技能試験のテキストでも、写真や図を使って説明されているので、イメージしながら理解していけます。独学で技能試験合格を目指す方にとって、心強い味方です。今回話を聞いた受験者の中でも多くの方が使っていました。

▽テキストの中身は、
・技能試験の概要と心構え
・単線図を複線図にする描き方(練習帳の付録つき)
・基本作業の説明
・毎年の候補問題の一覧
・模擬試験の問題
・付属:解説DVD

と、充実の内容です。

合格のコツや間違えやすいポイントなどを、順を追って説明してくれています。このテキストに沿って勉強を進めておけば、十分に対策ができ、合格可能です。


◇テキスト②◇
「合格への最短ステップ 0000年版 第二種電気工事士試験 完全攻略 技能試験編」(技術評論社
すぃ~っと合格シリーズ以外とも比べた上で購入したいという方には、その他でオススメなのが、こちらのテキストです。

一通りの勉強方法・勉強手順や、候補問題が説明されています。十分に対策ができるテキストです。


★チェック★
テキストは、受験する年度のものを買いましょう。毎年、候補問題が違います。また、判定方法・合格基準が変更する場合もあります


■1-4.テキストと合わせて購入しておく、工具・材料

テキストと一緒に事前準備が必要なのが、工具一式と材料です。順にみていきましょう。

◇工具一式について
技能試験では、試験センターが「指定工具」として定めている7つの工具を使います。この7つの工具を使えば、試験で主題される実技に全て対応できるようになっています。

▽7つの工具は、
・電工ナイフ
・ペンチ
・圧着ペンチ
・ドライバー(プラス)
・ドライバー(マイナス)
・ウォータポンププライヤ
・スケール
です。

工具の使い方などは、テキストを読めば分かっていくので、今の段階では「工具の使い方が分からない」「見たことも聞いたこともない」状況で、全く問題ありません。これらの工具を、それぞれ購入して集めるのは少し大変です。第二種電気工事士・技能試験向けの工具一式セットが、工具メーカーから販売されています。ホーザン、マーベル、フジ矢などのメーカーから発売されているので、一式セットを購入するのが早いです。

また、7つの工具以外に購入することをオススメするが「ケーブルストリッパー」です。電線ケーブルの外装をはぎとるスピードが速まります。電工ナイフとペンチでやるのは、初めての方には大変で、時間がかかります。試験本番は、時間との勝負でもあるため、ケーブルストリッパーを活用することで、合格確率が高まります。


◇材料について
実際に、配線を組むために必要な、電線ケーブルや接続機器も準備しましょう。工具一式セットと同じように、第二種電気工事士・技能試験用の材料セットがあります。

材料を買うなら、準備万端シリーズが、おすすめです。
「準備万端  第二種電気工事士 技能試験練習用材料 全13問分の器具・電線セット」という名称で販売されています。こちらを購入すれば、試験本番で出題される問題を、1通り対策することができます。(技能試験では、あらかじめ、13の候補問題が公表されます)

「候補問題全てを2回転したい、あるいは3回転したい」という方向けのセットもあります。2回転分になると、電線ケーブルの長さが増えます。(機器などは、使い回しです。ケーブルは一度切ると、再度使えないため、増えます)

できれば、1回転だと物足りないので、2回転のセットを買っておくことがオススメです。もし、材料セットを買って使い切った後に、もっと多く練習をしたくなったら、ケーブルだけを追加で購入するようにしましょう。


★チェック★
「ケーブルストリッパー」は便利なため、購入して損はありません。対策にかける費用はなるべく抑えたいとは思いますが、ここについては、お金を節約しない方が、得策です。

  

2.技能試験の勉強方法と進め方

■2-1.技能試験の問題内容と、採点方法・合格基準

テキスト・工具・材料の準備がそろったら、あとは、実際に勉強をするだけです。まずは、技能試験の問題内容など、全体像を確認しておきましょう。

▽技能試験の問題内容

・試験内容 : 配線図に従って、配線の作業・施工をします
・試験問題 : 事前に公表されている候補問題から1つ出題
※事前に13種類の問題が公表されています
・試験時間 : 40分
・合格ライン: 欠陥がなければ合格です

※候補問題(13種類)は、例年1月中旬ごろに公表されます。
※候補問題は上期試験、下期試験共通です。
※欠陥が1つあると、不合格です。


技能試験のポイントは、事前に問題が公表されていることです。その為、やるべき対策や練習もハッキリしています。技能試験の合格率は、例年70%と、筆記試験と高めです。

技能試験で不合格になる場合は、試験当日の単純ミス、時間に追われてしまって起きるミスが原因となることが多いです。これらは、事前準備を十分に行うことで防げることです。

筆記試験に合格している方でしたら、過去問を繰り返し何度も解いて合格した人も多いのではないでしょうか。それと同じ感覚です。実技で必要となる基本作業や、候補問題を実際にやってみることを、繰り返しておけば合格に、ドンドン近づきます。地道な積み重ねが、合格への近道です


■2-2.試験対策の進め方:まずは、複線図の描き方から

では、具体的な勉強の手順を確認していきます。

勉強の手順は、
1.複線図の描き方を覚える
2.基本作業を身につける
3.候補問題を施工する

が、基本です。

実践が大事と言っても、いきなり、候補問題をやり始めるのは、得策ではないです。いきなり始めても、「分からないことだらけで、やる気をなくす。 どこで間違えたのかも、よく分からない。 ⇒ 勉強が続かない・上達しない」といったことがあるからです。

1度も野球をしたことがない小学生が、何回試合をしても、まともな試合にならないことと一緒です。試合をする前に、キャッチボールや、バットの素振りなどの基本を繰り返し行い、ある程度コツを掴んでからの方が、試合が成り立つのと似たようなものです。まずは、「複線図の描き方」を覚えましょう!


◇複線図の描き方
技能試験の問題で出題されるのは、「単線図」です。これは、器具と器具をつなぐ配線が全て、単線(1本の線)で書かれているものです。一方で、実際に配線を組む時には、ケーブルにある2本の電線それぞれを、所定の場所につなぐ作業をします。単線図を理解して、実際に施工する配線の状況を書き起こしたものが、「複線図」です。

「複線図が描ける = 回路を正しく理解している」ということになります。試験本番では、余白に複線図を描くことを、初めに取り掛かります。複線図が問題なくて出来たら、あとは、その図の通りに材料を加工していくだけです。(複線図は、合否の対象ではありません)

複線図を描いたことがない状態だと、“なんのこっちゃい???”となると思いますが、「複線図を書く時のルール・手順」は、決まっています。そのルール・手順を覚えて、繰り返し行えば、必ずできるようになります。心配はいりません!


★チェック★
複線図は描けば描くほど、覚えていきます!練習するのには、紙とペンがあれば、どこでも、いつでも出来ますので、繰り返しやってみましょう


■2-3.試験対策の進め方:複線図に慣れたら、基本作業を覚える

複線図に慣れてきたら、基本作業を覚えていきましょう。基本作業とは、次のようなことです。

▽基本作業の例
・電線を切る
・電線の外装を剥ぐ
・電線に器具を取り付ける
・ランプレセプタクルに接続するための輪づくり
・リングスリーブで電線を接続する

テキストを見ると、それぞれの詳しい説明やコツが紹介されています。また、テキストや材料セットにDVDがついている方は、そちらも利用していきましょう。続けていく中で、自分が苦手だと感じた作業は、重点的に反復練習しましょう!

また、実際に候補問題をやる上でポイントとなる作業もあります。例えば、受験者の方から、次のような声も聞きました。

『特に練習したのは、<ランプレセプクタクルの結線施工>です。
この作業は、候補問題に頻繁に出てくるし、これがスムーズにできれば他の作業も楽にできるからです。(20代・工事経験なし)』

複線図と同じく、重要なのは反復練習です。テキストやDVDをよく見て、練習してくださいね。


★チェック★
「複線図を描く練習がどうもはかどらない。さっぱり分からない」という方は、基本作業から覚えていく方法もアリです。実際に手元を使っていくので、施工のイメージがしやすくなることにもつながります


■2-4.試験対策の進め方:実際に、候補問題をやってみる

複線図と基本作業を覚えてきたら、いよいよ、実際に候補問題をやってみる段階です。

◇候補問題に取り組む、基本手順
1.施工条件、単線図を確認する
2.単線図を、複線図に書き直す
3.ケーブルを切断する
4.ケーブルの外装をはぐ
5.器具・電源を取り付ける
6.形を整える、施工条件との違いがないかを確認する


テキストには、候補問題のやり方も載っていますので、まずは見ながら進めてOKです。そのあとに、テキストやDVDを見ずにやってみましょう。候補問題を1回転するのは、最低限。2回転以上やっておくと、合格の確率が高まります!

候補問題に取り組むときは、制限時間40分の時間を守ってやるようにしましょう。技能試験は、制限時間があり、初めて会場で取り組む緊張感を伴います。「その緊張感の中でミスしないか」が、合否の分かれ目にもなります。本番と近い状況で練習するようにしましょう!

 

3.いざ、試験本番!当日の注意事項と事前準備

十分な事前準備が出来たら、あとは当日に力を発揮するだけです!せっかくの努力を一瞬でふいにしいない為、試験本番での注意点を、いくつかご紹介します。

・忘れ物に注意しましょう!筆記用具がないと複線図が書けません。
・4色ボールペンなどを使って対策してきた人は、お忘れなく!
・受験票も、必須ですね。筆記と技能では、受験番号が違う点も気をつけましょう。
・候補問題の施工条件は、対策している時とは違います。試験当日の施工条件をよく確認しましょう。
・試験会場の机は、狭いことが多いです。机の上に置く工具は、必要なものに絞りましょう。
・試験開始前に材料の確認があります。足りない材料があれば、必ず申し出ましょう。
・試験会場の室温は行かないと分かりません(夏なら暑いかもしれないので、タオルがあると安心です)
・お手洗いの数・混み具合は会場によります。(時間に余裕をもっておきましょう)


技能試験の40分は、あっという間です!集中して実技にあたれるように、準備しておきましょう!



まとめ

第二種電気工事士・技能試験の、準備~勉強方法~当日の注意点について、お伝えしてきました!

筆記試験と同じように、繰り返し準備しておけば、合格は十分に狙えます!第二種電気工事士の免状取得まで、あと少しです!頑張ってください!



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