第二種電気工事士の資格【オススメ理由6つ】一発合格できる難易度

第二種電気工事  資格  試験  仕事内容 

現在、第二種電気工事士の資格に興味を持って、情報を集めている最中でしょうか?「自分は、第二種電気工事士の試験に合格できそうか?」「第二種電気工事士はメリットのある良い資格なのか?」気になると思います。

まず初めにお伝えしたいのは、第二種電気工事士は、数ある資格の中でも、オススメなことです。独学で十分に一発合格を狙えて、社会からの需要もある資格だからです。実は、私たちは「電気工事士専門の転職サイト」として、3,000社以上の求人を扱い、電気工事会社で働く方々や経営者の生の声を、直接聞いてきました。その中で、第二種電気工事士の資格の良い点、一方で苦労する点にも、学んできました。


この記事では、第二種電気工事士をオススメする6つの理由を通じて、第二種電気工事士への理解を深めていただけます。

また、

・他の資格と比べて、どれを取得するか迷っている
・試験の難易度がどの程度か知りたい
・ちゃんと転職できるのか不安
・将来性が気になる

など、さらに詳しい内容を知りたい方には、疑問内容に合わせた関連記事をご紹介しています。この記事を読んで、第二種電気工事士についての理解を深め、是非、今後の資格取得の計画に役立ててください。


目次


1.オススメ理由1『受験資格がなく、どなたでも受験可能』

2.オススメ理由2『試験の難易度は高くない。独学でも十分一発合格が可能』

3.オススメ理由3『勉強方法は、テキストも講座も豊富/2カ月前から勉強開始』

4.オススメ理由4『試験は年2回の合格チャンス。4ヶ月後のリベンジも可能』

5.オススメ理由5『未経験で入社できる求人も多数』

6.オススメ理由6『資格を活かせる仕事が多く、需要がある』

7.もちろん、良いことばっかじゃありません。大変なこと、きついこともあります

8.第二種電気工事士の取得、仕事が、向いている人/向いてない人

  

1.オススメ理由1『受験資格がなく、どなたでも受験可能』

■1-1.学歴、職歴に関係なく受験できる、貴重な国家資格

第二種電気工事士は、「建物や設備の電気を扱う工事 = 電気工事」で必要となる資格です。建物全体に電気の配線を通したり、室内にコンセントを設置したりする工事で活躍します。

試験を受けるのに、必要な受験資格は一切なく、どなたでも受験することができます。ご自身の年齢・学歴・職歴などは関係ありません。必要な申し込み手続きさえすれば、受験できますし、資格を取得できます。資格を取りたい!と思い立ってから、半年~1年以内での取得が十分に可能です。

受験資格がないのは、「これから電気の仕事を始める人が初めに知っておくべき、基本的な内容に関する試験」だからです。「電気に関する、高度で専門的な知識や理論を審査する」ものではないと思って頂いてOKです。

また、受験資格はありませんが、資格の実用性は高いことも特徴です。第二種電気工事士は、業務独占資格に分類される国家資格です。そのため、第二種電気工事士の資格を持っていない人が電気工事の作業をすることは、法律で禁止されています。電気工事の作業ができるのは、第二種電気工事士の資格を持っている人のみに限定される為、資格を持っている方に需要があります


■1-2.受験者層は10代~60代と幅広く、受験者数は、100,000人以上

実際に受験している方は、10代~60代までいますし、最終学歴も中卒・高卒・大卒と、幅広いです。職歴も不問ですし、就労経験は必要なく、高校生の受験者も毎年います。

第二種電気工事士は、資格取得したあとに就職し、現場での経験を積むと、一生使える技術を身に付けることもできます。そのため、将来の安定・安心を考えて、資格取得を目指す20代、30代、40代、50代以上の社会人の方が大勢います。職歴も、コンビニ、販売、接客、事務、ドライバー、営業と全くの別業界・別職種含めて、様々です。こうした背景もあって、下図の通り、近年では受験者が増加しています。2017年の受験者は、112,379名まで増えています。




受験資格についての疑問を解消したい方は、電気工事士の受験資格Q&Aを。受験者の特徴について気になる方は、第二種電気工事士を受験する方の年齢層や傾向は?も参考にして下さい。


受験資格がないため、どなたでも、最短で資格取得を目指せる。それでいて、実用性は高い。これが、オススメ理由の1つ目です 。

  

2.オススメ理由2『試験の難易度は高くない。独学でも十分一発合格が可能』

■2-1.問題は全てマークシート形式。対策が立てやすい!

上記した通り、受験資格がない第二種電気工事士は、「基本的な知識を問われる試験」です。そのため、必要な準備をすれば、どなたでも合格を十分に狙えます。「合格のための勉強方法は決まっているし、テキストも豊富。事前勉強をすれば受かる、難しくはない。」といった声は、実際に多くの受験者の方から聞きます。

具体的には、

・解答は、全てマークシート式(4択問題)。
・4択のため、明らかな間違いを消去できれば、正解率が上がる。
・50問中、30問正解で合格。つまり、20問は間違えてもOK。
・計算問題に苦手意識があれば、捨てても合格可能。
・問題の傾向がハッキリしていて、過去問と似たような問題が出る。

などの特徴があるため、試験対策を立てやすいそうです


■2-2.第二種電気工事士の合格率は、46.5%

第二種電気工事士の試験は、筆記試験と技能試験の2つがあり、筆記試験に合格すると、次の技能試験に進みます。筆記と技能の両方を含めた第二種電気工事士の合格率は、46.5%です(2007~2016年の合格率の平均)。おおよそ、45%~50%台で推移しています。下図の通りです。



(合格率の算出方法はこちら)
※筆記試験の合格率 = 合格者数 ÷ 受験者数
※技能試験の合格率 = 合格者数 ÷ 受験者数
※試験全体の合格率 = 技能試験合格者数 ÷ (筆記試験受験者 + 筆記試験免除者 – 技能試験未受験者)



様々な国家資格がある中で、難易度が高いと言われる資格では、合格率は10%台あるいは10%未満です。難易度が普通・真ん中ぐらいだと、20%台~30%台程度です。45%~50%近くある第二種電気工事士の合格率は、比較的高い部類に入ります。実際に受験している方の「難しくはないよ。」という感覚とも似ています。試験の合格率や難易度については、第二種電気工事士の合格率・難易度の「1.第二種電気工事士の難易度をチェック」も、よく読まれています。気になる方は、ご覧ください


■2-3.合格者が話す、試験の難易度

少しだけ、第二種電気工事士を受験して合格した方から聞いた生の声をご紹介します。


『とにかく過去問。過去問を5年分ぐらい、繰り返し解いておけば合格できます。なかには、全く一緒かと思うような問題も試験本番で出ました。過去問を解いているうちに問題に慣れてくし、明らかにこれは間違っている選択肢も早く分かるようになっていきます。毎年、問題の傾向はだいたい同じなので、過去問を使って対策すれば大丈夫です。難しかったらどうしようと、あまり考える必要はないと思います。せっかく、電気工事士に興味を持ってくれているなら、個人的には、迷わずに是非受けて欲しいです。(30代/第二種・第一種電気工事士取得)』


『全く勉強せずに合格することはできないですが、事前の勉強さえやれば、受かる試験だと思いました。僕の場合は、計算には苦手意識がとてもあって、中学生の時も数学のテストが全くダメでした。計算問題は捨ててもOKと聞いたので、とにかく覚えれば解ける問題に集中して勉強しました。何回もやれば、基本的にはどんな人でも分かる問題がほとんどです。覚えたら正解が選べるので。実際に過去問で70点ぐらい正解するようになって、合格もできました。計算問題がもうちょっとでも出来れば、もっと簡単に合格できたのかなと思います。(20代/第二種電気工事士取得)』


難易度がそれほど高くないということは、一発合格が狙える、独学で十分に合格できるということです。その為、「時間やお金の使い方に、余裕を持てる、選択肢がある」とも言えますね。

  

3.オススメ理由3『勉強方法は、テキストも講座も豊富/2カ月前から勉強開始』

■3-1.勉強開始は、1~2ヶ月前から。そこだけ集中すればOK!

第二種電気工事士の受験対策で、「半年以上前からやりました」「1年~数年かけました」という声は、まず聞きません。「1~2ヶ月前から始めました」という声が多いです。

試験勉強は大変ですが、1~2カ月だけ、なんとか頑張って乗り越えましょう!そしたら、十分に合格が狙えます。なかには、2週間前から集中して勉強したという人もいますが、焦りも大きくなりますし、1カ月前には始めると良いと思います


■3-2.勉強時間の最低目安は50時間!

1日に1時間のペースで進めると、2ヶ月程で50時間となります。【1時間/日 ⇒ 7時間/週間 ⇒ 49時間/7週間・約2ヶ月】

1日あたりの勉強時間をもう少し増やすと、2ヶ月よりも短い期間で、50時間を確保できます。時間の使い方は、「初めの1~2週間で基本的な知識を入れる ⇒ 過去問を何度も解く → 自己採点・解説の読み込み」が基本です。

50時間を最低限確保する目安とし、実際の勉強時間は当然、人によって異なります。例えば、「比較的、暗記は得意」「どちらかというと、テストや試験は要領よくやってきた」という方は、ひとまず、50時間のイメージで始めてOKだと思います。やりながら、調整していきましょう。

一方で、「暗記や勉強は苦手」「確実に一発合格したい」という方は、もう少し多く、70~100時間をイメージして始めると良いと思います。勉強時間や効率的な勉強方法については、第二種電気工事士の勉強時間と方法の、「2.必要な勉強時間」「3.合格する勉強方法」も参考になると思います。また、こちらから電気工事士の試験の過去問を解くこともできます


■3-3.まずは、テキストを読んでみる!はかどらない時は、講座もOK!

試験の勉強を始めるときは、まずはテキストを買ってみましょう。テキストには、「勉強のやり方、スケジュール、覚え方、計算問題は捨ててもOKなどの合格のコツ、実際の問題」と、役立つ情報が載っています。第二種電気工事士の試験は歴史も長く、受験者も多いため、試験対策のテキストも種類が豊富です。本屋さんで、パラパラと読んでみて、しっくりくるテキストを選んでください。

例えば、『ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(ツールボックス)』、『第二種電気工事士試験完全攻略 合格への最短ステップ!(技術評論社)』など、分かりやすい説明があるテキストなら、勉強がはかどると思います。テキストを読んだ後に、過去問を繰り返し解けば、独学でも十分に一発合格が狙えます。この方法で、実際に弊社の社員も、電気に関する知識0から独学で勉強して、筆記試験に一発合格しています。


もちろん、テキストや独学だけにこだわる必要はありません。テキストでなかなか勉強が進まない、一人で勉強する時間を取るのが苦手、といった場合には、対策講座を使う手もあります。講師から直接分かりやすく説明してもらえますし、半強制的に勉強に集中できます。一万円~数万円の費用はかかりますが、時間を有効活用でき、合格もできるなら、決して高い買い物ではないと思います。

第二種電気工事士は、筆記試験と技能試験がありますが、まずは筆記試験に集中しましょう!技能試験は、筆記試験の1ヶ月後~1ヶ月半後です。筆記試験のあとに対策を行えば、十分、技能試験には間に合います!筆記試験のあとに取り組むことは、第二種電気工事士・技能試験の対策とはじめにやることで確認できます。


「どう勉強したら、合格できるのか」がハッキリしているのが、第二種電気工事士。合格のコツさえ押さえれば、あとはやるだけです!

  

4.オススメ理由4『試験は年2回の合格チャンス。4ヶ月後のリベンジも可能』

■4-1.上期試験:筆記は6月上旬、下期試験:筆記は10月上旬

第二種電気工事士の試験は年2回あり、上期試験と下期試験があります。2018年度から、上期試験と下期試験の両方を受験することが可能となりました。仮に、上期試験が残念ながら不合格だった場合でも、下期試験を再度、受けることができます。1年後まで待つ必要はないので、気持ち的に少し楽ではないでしょうか。

具体的な試験日程は、2018年を例とすると次の通りです。例年、「上期試験 : 筆記6月頃 ・ 技能7月頃」「下期試験 : 筆記10月頃 ・ 技能12月頃」の日程です。電気工事士試験が全国の会場で、実施されます。

▽2018年の上期試験日程
・申込期間 : 3/14~4/4
・筆記試験 : 6/3
(合格発表  : 7月上旬)
・技能試験 : 7/21、22
 (合格発表  : 8月下旬)

▽2018年の下期試験日程
・申込期間 : 7/9~7/23
・筆記試験 : 10/7
 (合格発表  : 11月上旬)
・技能試験 : 12/8、9
 (合格発表  : 2019年1月中旬)

(筆記試験と技能試験の両方に合格した後、電気工事士の免状交付の申請ができます)

※注 :実際のスケジュールや申し込み期限、その他関連する情報は、毎年公表される内容を必ずご確認ください


■4-2.合格発表は、webサイト上で確認できます

試験の合格発表は、試験日から、おおよそ1ヶ月後です。合格発表当日になったら、試験を運営する「一般財団法人電気技術者試験センター」のwebサイト上で、合否の確認ができます。合格発表ページにて、自身の受験番号を入力すると、合否の確認が取れます。筆記試験に合格した時は、その後1週間以内には、書面で技能試験の受験票が郵送で届きます。


1つ注意点は、筆記試験を終えた後、自己採点をしておくことがオススメです。筆記試験日から、技能試験日までは十分な時間があります。ただし、筆記試験の合格発表日まで待っていると、技能試験日が近づき、試験対策の時間が減ってしまうからです。

そのため、「筆記試験の解答は全て問題用紙にも移し書きする ⇒ 問題用紙を持ち帰り自己採点する(持ち帰り可能です) ⇒ 合格ラインを超えたら技能試験の対策をする ⇒  合格発表日に確認して、技能試験対策を続ける」という流れで進めると効率的です。


第二種電気工事士の試験は、年2回のチャンスがあります!1回で合格するに越したことはないですが、早いタイミングで再受験できることも、ありがたいですね!

  

5. オススメ理由5『未経験で入社できる求人も多数』

■5-1.未経験OKの求人は、68%

「手に職をつけたい」「一生使える技術を学んで、安定・安心したい」という気持ちがある方でしたら、資格取得後の、就職先・転職先も気になると思います。結論として、「電気工事の経験・工事現場での経験がない方が応募して就職できる求人」は、十分にあります。電気工事専門で運営している弊社の求人サイトで集計すると、未経験で応募可能な求人は、全体の68%でした。


▽応募条件の内訳
「未経験OK」 ・・・ 68%
「経験必要」  ・・・ 32%

・2017年9~11月掲載の求人を対象。

現在は、多くの求人で工事経験がない方にも、十分にチャンスがあります。第二種電気工事士に興味がある方は、是非、このチャンスを活かして頂きたいです


■5-2.未経験でOKと考える企業の声

「未経験でも入社して欲しい!」「歓迎する!」という求人には、理由があります。「見習い」として入社してもらい、現場に入りながら工事を覚えてもらったらOKと考えているからです。具体的に、企業の採用担当者や経営者から直接聞いた声を、ご紹介します。


「ウチに今いる社員は、全員が未経験で、見習いとして入社しているよ。現場は常に忙しいので、資格がなくても工具や資材を運んでくれたり、簡単な取り付けや取り外しをしてくれたりするだけでも、とても助かる。未経験からでも、頑張って現場作業を覚えて、ちゃんと活躍してくれてる。」


「前は、即戦力じゃないと困る!と俺も考えていたけど、全然採用できなくて。今のままじゃ難しいと思って、考えを変えて未経験者の募集にしたら、応募も来るようになって、入社もしてもらったよ。未経験から頑張りたいって人、結構いるんだね。すごく良く頑張ってくれているし、こっちの方が良いと思った。」


「中途半端に経験があると先入観があるのか、入社してからウチのやり方に馴染めない場合もある。経験がない人は、素直にやってくれることが多くて、そっちの方がありがたいんだよね。まずは、手伝いから始めてくれればOKだよ。」



上記のような声を、これまで聞いてきました。実際の求人情報を見たい方は、電気工事の未経験OKの、求人情報をご覧ください


■5-3.「40代未経験」「30代未経験」から入社して活躍する人もいます

弊社のサイトでは、40代・30代で未経験から転職して活躍している人もいます。「年齢に関わらず積極的に採用したい!」「40代以上の方、大歓迎!」という企業も、増えてきている印象です。40代・未経験での転職には、ハードルの高さを感じる転職者も多いと思います。歓迎している企業の考えをお伝えします。


「40代で転職してきているということもあって、いい意味で切羽詰まっているというか、瀬戸際で頑張っているのが分かる。未経験で飛び込んできただけのことはあるなと感じます。電気工事をやりたいと思って来てくれているし、覚えようとする気力が違う。」


「面接で会って人柄が良くて、社内でうまくやっていけそうだと思ったら、年齢は気にしていない。年下の先輩がいることも本人に伝えて、本人が了承してくれればOK。最初に馴染むことさえできて、仕事も覚えれば、社会人経験・人生経験があるので、いれくれると助かる存在になることもある。」



例として、このような声を企業の採用担当者、経営者からは聞いています。大切な心構えや失敗しないコツは、40代未経験からの電気工事士への転職を後悔しないためにの記事でもご紹介しています。

このように、未経験から就職できる求人は多く、第二種電気工事士を取得すれば、チャンスがあります。気になること・不安なことについては、「未経験でちゃんと転職できるか不安」「見習いって何するの?」などの関連記事を読んで、疑問を解消している方も多いです。 また、転職活動をする際に使える、「電気工事会社に就職するための、志望動機の作り方」「履歴書への第二種電気工事士の書き方」なども良く読まれている記事ですので、必要な時にご利用ください。

  

6.オススメ理由6『資格を活かせる仕事が多く、需要がある』

■6-1.一度手に職をつけると、一生困らないと言われる仕事

第二種電気工事士を活かせる仕事として真っ先に思い浮かぶのは、建設業界の現場だと思います。住宅、マンション、ビル、学校など、私たちが普段暮らしている建物において、電気は必須です。そのため、電気工事の仕事が0になることはないでしょう。近年は、改修・リフォームの仕事も増えていて、弊社の取引先の中にも、改修・補修の工事のみを受注しているというお客様もいます。

実際に、第二種電気工事士を活かして長く働いている方と話すと、「電気工事士の仕事は一度身につけると、一生使える仕事だよ」 「電気工事の仕事はなくならないし、長く続けられる仕事だよ」と話してくれます。自信をもって話されている様子が、いつも印象的です


■6-2.メーカー工場、機械設備と、多くの現場で活躍できる

また、第二種電気工事士は少し特殊で、いわゆる建設工事の現場以外でも、活かしていくことができます。例えば、自動車、食品メーカーなどの工場でも、活かすことができます。工場にて、商品を生産する機械の点検や補修をする、保守メンテナンスのスタッフとして、第二種電気工事士を持っている人が求められているためです。

他にも、防犯意識の高まりから工事量が増加している防犯カメラなどの設置工事。あるいは、インターネットやスマートフォンの普及に伴う、インターネット回線・電話回線の工事など。

いま世の中で使われている機械や設備は、電気を使っているものがほとんどです。その分だけ、多くの場所で、第二種電気工事士を活かして働くチャンスがあります。工事系の資格の中でも、電気工事士ならではの特徴だと言えます。どのような現場で活躍できるのか、今後の将来性が気になる方は、電気工事士の需要や業界動向もご覧ください。最近では、女性の電気工事士の活躍も広がっているようです。業界が盛り上がっていくのは、嬉しいニュースですね


■6-3.実務経験を積んで年収400万円~500万円、それ以上を目指す

資格の取得だけでは、実際の工事はできません。まずは現場に出て、1つひとつ出来ることを増やしていきましょう。工事現場では、出来る・出来ないがハッキリ分かります。技術がモノをいう世界です。まずは社内で、一人前と言われるまで、技術を磨いていくことが大切です。

技術が身につけば、しっかりとお給料となって還ってきます。電気工事の仕事で活躍する人の年収平均は、400万円~500万円が目安です。自分の給料・年収を上げていくには、電気工事士として、年収・給料をアップさせよう!をご覧ください。また、本人のやる気・本気度次第では、電気工事士として独立していく道もあります。独立は簡単ではありませんが、しっかり力をつけていけば、現実的な目標にすることもできますよ。

  

7.もちろん、良いことばっかじゃありません。大変なこと、きついこともあります

■7-1.さすがに、勉強0では、試験に落ちます

ここまで、第二種電気工事士のオススメ理由を紹介してきました。そうはいっても、大変なことやデメリットが0なわけではありません。

「独学で一発合格可能です!」という説明をしましたが、さすがに、勉強0では受かりません。一夜漬けでなんとか合格する方法も、少なくとも私たちは知りません。効率よく勉強することと、手をかけずに楽することは、違います。「とにかく楽に、勉強せずに資格を取得したかったのに・・・」という方は、残念ですが、別の資格を探してみた方がいいかもしれません。

また、「資格さえ合格すれば、食べていけるんでしょ。」という気持ちの方にも、残念ですがオススメできません。実際には、資格を取得することと、現場での工事実務は、別物です。この仕事をする以上、技術を身につけて、その後も向上させていく姿勢は必須です


■7-2.はじめの見習い期間は、覚えることが多くて、大変です

おそらく、最も大変なのは、見習い期間中だと思います。覚えることが、多いからです。

「未経験で現場に行って初めのうちは、工具や材料の名前も分からず苦労する。」「先輩社員に指示を出されても、言っている内容が分からない。」「技術を身につけないと、現場で認めてもらえない。」などの体験談を聞きます。どの業界・仕事でもそうかもしれませんが、一人前と呼ばれるまでには、大変な道のりがあります。

「自分から覚えようとしないと、上達しない。」と、よく聞きます。自ら学んでいこうとすることは必須のようです。この業界の先輩たちも同じ道のりを乗り越えて、今の立場にいます。見習い期間の大変さ・つらさを乗り越えるまでは、踏ん張りが必要ですね


■7-3.体力が必要、お休みが少ない

工事現場では、体を使う仕事をします。立ちっぱなしだったり、重たいものを運んだり、夏は暑かったり、そういったことが日常です。特に仕事内容に慣れる前は、余計に体の疲れを感じるかもしれません。体調管理も大切ですし、体力は間違いなく求められます。

他にも、業界全体として、どちらかというと、お休みは少なめです。工事には必ず建物を引き渡す期日があるため、工期を守るためにお休みが少なくなることが起きます。何をもって多い・少ないとするかは、人によって異なると思いますが、ある程度の覚悟は必要でしょう。最近では、「土日休み」や「年間休日100日以上」の企業も増えています。ただ、「100%、土日休みでないと、無理!!!」という考えだと、働ける企業の選択肢も狭まります。この業界で長く働くことは、難しいかもしれません。

どんな資格にも、どんな仕事にも、良い点ばかりではないと思います。特に、資格取得は一時期だとしても、資格を活かした仕事は一生続く可能性もあります。第二種電工事士の仕事で大変なこと、心構えも、電気工事士のやりがい・魅力も、両方を十分に理解しておくことは必要です。その上で、納得できる判断を是非してください。

  

8.第二種電気工事士の取得、仕事が、向いている人/向いてない人

■8-1.電気工事や機械設備に興味を持てる人は、向いている

最後に、「第二種電気工事士の取得、仕事が向いている人」について、触れておきます。

よく企業の採用担当者や経営者の方から聞くのは、「この仕事に興味を持っているかどうか?」という点です。興味や関心がないと長続きしない、仕事を覚えようと行動できないという理由があるそうです。中には、「興味を持っている人は、現場での様子を見ていると、すぐに分かる。」とおっしゃる方もいました。

【電気や電気工事、機械設備に興味がある・好き】というのは、何よりの向いている証拠と言えるかもしれません!自分のことだなと思う方は、是非、前向きに考えることをお勧めします!自分は、どうなんだろう?・・・と気になる方は、電気工事士として活躍するのに向いている人/向いてない人の記事に、詳しく書いていますので、ご覧ください。記事内では、「コツコツと学び覚えられる人」「丁寧・几帳面・慎重」「体力がある・根気強い・元気」など、その他の点で、向いている人の特徴も紹介しています。



まとめ

第二種電気工事士の資格をオススメする6つの理由をご紹介してきました。

たくさんの国家資格がある中で、学歴・職歴に関係なく、どなたでも受験することができる。試験の合格率を高める勉強方法が明確。テキストが豊富で一発合格できる。資格を活かせる仕事の種類が幅広い。これらのメリットが、第二種電気工事士の魅力です。

「将来の安定・安心が欲しい」「手に職をつけて、自信をもって働きたい」といった希望が叶う資格です。もちろん、大変なことがありますが、それを乗り越えれば、それだけのメリットがある資格です。せっかく、ここまで読んで頂いたのなら、是非、前向きに資格取得を検討して頂ければ幸いです。



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