第二種電気工事士|一発合格を狙える勉強方法と問題の傾向を紹介

電気工事士  第二種電気工事  資格  試験 

目次

第二種電気工事士の試験を受けるかを検討している方、受験に向けて試験内容を詳しく知りたい方に試験情報をお届けします。
試験問題の出題内容や傾向、合格するための勉強方法、申し込み~試験当日までの流れ、などを一通り確認していきますので、是非参考にしてください。


試験の問題形式と合格ライン

第二種電気工事士の試験は、筆記試験と技能試験の両方に受かって試験合格となります。

筆記試験に合格した方が、次の技能試験に進むことができます。筆記試験・技能試験の問題は以下のように出題されます。



筆記試験
・解答方法:マークシート式(4択問題)
・問題数:50問 
・配点:1問2点(すべて共通)
・試験時間:120分
・満点:100点
・合格ライン:60点

※合格ラインは、年度により多少異なる場合があります。



技能試験
・解答方法:配線図に従って、基本的な配線の作業・施工をします
・問題数:公表問題から、1つ出題されます
・試験時間:40分
・合格ライン:欠陥がなければ合格です

※事前に候補問題
(13種類)が公表されます(例年1月中旬ごろ)
※配線図に沿い、電気工事に係る基本的な作業をします
※13種類の中から1問が、試験当日に出題されます




試験問題の傾向と勉強方法

では次に、試験問題の内容をもう少し具体的に見ていきましょう。筆記試験の出題内容は、次のように説明されています。


▽第二種電気工事士の筆記試験問題
(1)電気に関する基礎理論
(2)配電理論及び配線設計
(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
(4)電気工事の施工方法
(5)一般用電気工作物の検査方法
(6)配線図
(7)一般用電気工作物の保安に関する法令

引用元 : 一般財団法人電気技術者試験センター


内容をもう少し掘り下げてみましょう。


(1)電気に関する基礎理論
 ⇒計算問題です。
電気に関する基本的な法則(オームの法則など)を利用して問題を解きます。【約5問】


(2)配電理論及び配線設計
 ⇒計算問題と覚える問題があります。
電気の配線における理論や、配線の設計に関する問題もあります。【約5~6問】


(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
 ⇒覚える問題です。
資材や工具の使用方法に関する問題です。【約7問】


(4)電気工事の施工方法
 ⇒覚える問題です。
工事場所による制限や、事故の予防方法などに関する問題です。【約5~6問】


(5)一般用電気工作物の検査方法
 ⇒覚える問題です。
工事現場で法令や安全基準を満たしているかの検査や測定に関する問題です。【約4問】


(6)配線図
 ⇒覚える問題が、ほとんどです。配線図に書かれている図記号の名称や使用方法を答えたり、写真と組み合わせたりする問題です。【約14~16問】配線図から、複線図を書く応用問題もあります。【約4~6問】


(7)一般用電気工作物の保安に関する法令
 ⇒覚える問題です。
電気工事士取得者が可能な工事内容など、法令に関する問題です。【約3問】





問題が出題される順番や、分野ごとの出題数は、例年おおよそ同じです。電気に関する理論や計算を必要とする問題もありますが、全体の中では、一部です。


むしろ、「覚える問題 = 覚えてしまえば正解できる問題」の方が多いです。 この分野の問題を正解することができれば、計算問題を抜きにしても、合格ラインである60点に届くことが可能です。


勉強する順番が大事。
実際に、試験番強をする時は、勉強する順番が大事です。 例年、試験問題では最初に「“電気に関する基礎理論”と“配電理論及び配線設計”=計算問題」が出題されます。 ポイントとして、出題される順番に沿って勉強する必要はありません。

特に計算や公式に苦手意識がある人は、計算問題から手をつけると、試験の勉強自体が嫌になるかもしれません。 覚えれば点数が取れる分野から勉強を始めた方がはかどるでしょう。


また全体の中での配点は、覚える分野の方が多いです。 合格ラインの60点を取ろうと思ったら配点が多い分野から始めた方が、早くに近づけます。

たとえば、「(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」や「(6)配線図」は配点が大きいので、ここの2つを覚えるだけでも、30~40点まで稼ぐことができます。 問題の内容についても、工事で使う材料の名前や使用場面、配線図の記号の読み方など、繰り返すことで覚えやすいと言えます。


配点の大きい分野を勉強した次に、その他の覚える問題に移り、計算問題の対策は最後でOKです。

筆記試験当日の受験を終えたら、自己採点して合否を確認しましょう。 筆記試験当日から次の技能試験までは1ヶ月半程ありますので、その間に技能試験の対策をすれば間に合います。


これから試験を受ける方は、まずは筆記試験の準備から手をつけましょう。



試験申し込み~受験~合格までの流れ、受験料、会場など

第二種電気工事士の試験を受験する場合には、事前に申し込み手続をし、試験当日に各都道府県の会場で受験します。 第二種電気工事士の試験は、上期試験と下期試験の年2回あります。


2018年度から上期試験と下期試験の両方を受験することが可能となり合格のチャンスが広がりました。


▽2020年度の上期・試験日程
・申し込み期間:3/19(木) ~ 4/9(木)
・筆記試験実施:5/31(日)
・技能試験実施:7/18(土)、19(日)



▽2020年度の下期・試験日程
・申し込み期間:7/30(木) ~ 8/13(木)
・筆記試験実施:10/4(日)
・技能試験実施:12/12(土)、13(日)




【申し込み手続きについて】

電気工事士の受験資格制限はありませんので、どなたでも申し込み可能です。
※受験手数料
インターネット申込み 9,300円(非課税)/郵便による申込み:9,600円(非課税)

※手数料は申込時に払います。申込みが受理された後に、手数料の返金はありません。

※申し込み後に、受験票が自宅に送付されます。


【試験当日について】
※試験会場 :47都道府県の各会場にて実施されます。(2018年度から、上期・下期のどちらも、47都道府県で受験できるようになりました)

※実際の受験会場は、送付される受験票に記載されています。 電気工事士の試験会場の確認方法の記事で詳しく説明しています。

※筆記試験に合格した方が、技能試験に進むことができます。

※筆記試験の合格発表から技能試験当日までは、あまり時間がありません。

筆記試験の解答を問題用紙に記録して、自己採点で合否が分かるようにしておくのがオススメです。
※筆記試験、技能試験の両方に合格した方は、その後、各都道府県知事へ「電気工事士免状交付」の申請を行います。


(注意)
実際のスケジュールや申し込み期限、その他関連する情報は、毎年公表される内容を必ずご確認ください。


試験の難易度

第二種電気工事士の試験の難易度は、 国家資格の中では真ん中~低いぐらいに位置づけて、説明されることが多いです。 「電気に関する専門的な勉強をしていないと合格できない」と思われている方もいますが、そんなことはありません。


第二種電気工事士は工事現場で電気工事を始める人のための資格です。 受験資格もないですし、先にも書いた通り電気工事の基本的なことを重点的に対策して覚えれば十分に合格可能です。


全く勉強せずに合格できる資格ではないですが、勉強する順番に気を付けたり、 過去の第二種電気工事士の問題を繰り返し解くことで、合格の確率は高まります。 やった分だけ覚えることが出来て、点数が伸びていく試験内容です。 受験する方は、できるだけ多く過去問を解いて、本番に備えましょう。


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